おすすめ小説「あしながおじさん」

あしながおじさん

本やマンガを読むことが大好きな私。仕事や家庭の事情で引っ越しをすることが多いのですが、収納の関係で転居先に持っていけない本はいつも泣く泣く処分しています。そんな私がこれだけは絶対に持っていくと決めている本が、ジーン・ウェブスター作「あしながおじさん」です。

この本は1912年に発表されたもので、児童文学のジャンルになるのですが、私はれっきとした恋愛小説だと思っています。

本の内容は孤児院育ちの少女ジュディがひょんなことからお金持ちの篤志家から援助を受けることになり新しい人生を歩み出す…というものです。この本は、ジュディがその謎の篤志家「あしながおじさん」に毎月出すことになっている手紙の内容がそのまま本になっているのが特徴なので、読んでいて非常に主人公の気持ちに感情移入することができます。

この小説はただの恋愛小説ではなく、主人公ジュディの成長物語でもあるところが非常に心に響きます。孤児のジュディは世間知らずですが、パワフルでどんなときも挫けない明るい少女。そんなジュディは様々な困難にぶつかっても「私らしさ」を忘れずに乗り越えて行く。思わず本を読み進めながら主人公にエールを送りたくなります。一緒に笑ったり泣いたりしてしまうんです。

恋愛や社会経験を経てジュディは孤児の少女から立派な大人のレディになるのですが、彼女の想い人の正体が最後にとんでもないどんでん返しとして読者に知らされます。何度読んでも驚きと喜びでにこにこしてしまう衝撃のラストは必読です。

勘がいい方なら途中でわかってしまうのかもしれませんが、私にはさっぱりわかりませんでした…。100年近く経った今でも全世界で愛され読み続けられているベストセラー。未読の方にはぜひおすすめします。

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